目立ってるだけじゃない!オーケストラのコンサートマスターの役割

2017年2月20日(月)

オーケストラやアンサンブル、カルテット、吹奏楽などの演奏を見るときに、こんなことが気になったことはありませんか?

 

“なんでこんなに音がそろっているんだろう。”

“やたら目立っているこの人は特別な人なのかしら。”

“指揮者と握手している人は誰?”

 

目立っているその人は「コンサートマスター」と言って、演奏者の中のリーダーであり様々な役割を持っています。

今回は、オーケストラのコンサートマスターについて書いていきます。

 

 

 

<コンサートマスターとは?誰がなるの?>

 

コンサートマスター(ここでは略して『コンマス』とします)は、簡単にいうと「指揮者とオーケストラの橋渡し的存在」です。舵取り役といってもいいかもしれません。指揮者を「表向きのリーダー」に例えるとすれば、コンマスは「影の実質的リーダー」といったところです。

 

第1ヴァイオリンパートのトップ奏者がコンマスを務めるのが一般的です。

ヴァイオリンはオーケストラの中で最も目立つ楽器で、主旋律を演奏することの多いからです。

 

吹奏楽の世界ではクラリネットからコンマスの役割をする人を選びます。女性の場合は、「コンサートミストレス」と呼ばれることもあります。

 

 

 

<コンサートマスターの実質的な役割>

 

【練習段階】

 

指揮者の考える音楽を先頭に立って作っていきます。

 

オーケストラの要望があれば、コンマスが指揮者に伝え、改善点を話しあうこともあります。また、細かいところでは、弦楽器パートの弓の上げ下げをコンマスが決めます。(見る機会がある人は見てください。弦楽器の皆さんの弓が揃っていることに気がつくはずです)

 

練習段階でも演奏全体を取り締まるのは指揮者ですが、細かい音の出だしや止め、微妙なニュアンスは、コンマスが動きと音で伝えます。

 

 

【本番、演奏直前】

 

本番に向けて、オーケストラを1つにまとめていきます。

 

本番では、オーケストラ全員が入ってから、コンマスは少し遅れて登場します。

また、本番前にオーケストラ全体が音を合わせる時(=チューニング)は、コンマスの音に他の団員が合わせます。

 

 

【本番中】

 

指揮者の意図をくみ取りオーケストラを引っ張り、1つの音楽を作り上げていきます。

 

コンマスの1番の見せ所は曲の始まり。指揮者のタイミングを感じ、オーケストラに分かりやすく出だしを合図する必要があります。

動きがおおげさだと思う方もいるかもしれませんが、オーケストラに意図を分かりやすく伝えるためです。

 

それぞれの楽器のパートリーダーは、指揮者とコンマスを見て演奏します。

コンマスのタイミングやテンポに合わせながら、1つの音楽を作っていきます。

曲の途中にヴァイオリン・ソロがあれば、トップ奏者であるコンマスが演奏するのが一般的です。

 

 

 

<コンサートマスターに向いている人は?>

 

コンマスを務めるには、確かな実力が絶対条件ですが、オーケストラの雰囲気や音を演奏しながら引っ張る力も必要です。

コンマスが変わると、同じメンバーにも関わらず大きく音が変わるくらいの影響力がコンマスにはあります。

 

また、オーケストラの団員の意見を聞き、まとめ、指揮者に伝えることのできる調整能力や、公平さ、発言力、リーダーシップも求められます。

 

 

 

 

いかがでしたか。コンマスに選ばれる方って、音楽の技術的にも人間的にも優れている人なんですね。

これから実際にオーケストラなどの演奏を聞く機会があれば、ぜひコンマスにも注目してみてくださいね。今までと異なる視点で音楽を聞くことができるかもしれませんね。

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