ミュージシャンを悩ませる!気温とピッチの話

2017年2月3日(金)

優雅に、あるいは楽しく演奏しているように見えるプロミュージシャン。しかしその裏では様々な戦いが行われているのです。そのひとつが楽器のピッチ(音程)の調整。特に寒い場所や暑い場所では、ミュージシャンは細心の注意をはらいます。ピッチが狂った演奏では、たとえ指が上手に回っていても「なんか気持ち悪い」演奏になってしまうので大変です。

ミュージシャンたちは、陰でどんな苦労、対策をしているのでしょうか?

 

楽器のピッチ(音程)とは?

ピッチとは、一言で言うと音の高さのことを表しています。音はそもそも空気の振動で、1秒間に何回振動するかをHz(ヘルツ)という単位で示します。この数値が大きいと音は高くなり、小さいと低い音になります。楽器を演奏するときには、この周波数を一定に合わせる作業が必要となります。

 

弦楽器は寒いと楽器のピッチが高くなります

ギターやヴァイオリンなどの弦楽器は、寒くなると楽器のピッチが高くなってしまいます。その理由は、寒さで金属の弦が縮んでしまうからです。弦が縮むと、張ってある弦は引っ張られて、音程が上がります。これは弦を使用している楽器に共通する特徴ですので、内部に弦を使っている鍵盤楽器のピアノも、同じ現象が起こります。

 

管楽器は暑いと楽器のピッチが高くなります

一方、フルートやサックスなどの管楽器は、暑くなると楽器のピッチが高くなります。これは、暑くなれば空気の密度が上がるので、空気が振動しやすくなり、ピッチが上がるためです。ヘリウムガスを吸い込むと声が高くなりますが、これも同じ原理でヘリウムは空気より軽いからなんですね。

 

弦楽器と管楽器の気温とピッチの関係は逆!つまり…

ここまで読んでいただくとおわかりかと思いますが、弦楽器と管楽器の気温とピッチの関係は真逆!なんです。つまり寒いと弦楽器はどんどんピッチが高くなり、管楽器はどんどんピッチが低くなる…逆も同様ですね。そうすると、弦楽器と管楽器でピッチの差がどんどん開いてくるので、聴いていてとっても気持ち悪い演奏になってしまうんです。

 

ミュージシャンはどんな対策をしている?

暑さや寒さのためにピッチが狂ってしまった場合ですが、ピアノがいるときは、残念ながらピアノは奏者でピッチを調節することはできません。そこで、ほかの楽器が調節してピッチを合わせることになります。弦楽器なら、糸巻きを絞めたり緩めたり、管楽器なら管を抜き差しする、という具合です。しかし、調節するのにも限度がありますので、極端な環境での演奏は避けたほうがよいでしょう。演奏の舞台を用意していただくときには、空調の具合などにも気を配っていただけると、ミュージシャンたちはとても喜びます!

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