ミュージシャンの職業病 ピアニスト編

2017年2月20日(月)

演奏する姿が、とても優雅なピアニスト。そんなピアニストですが、実は日々の練習や本番を通して身体に負担がかかっています。そこで、ピアニストのみなさんはどんな負担を抱え、どのようなケアをしているのでしょうか?今回は、ピアニストの職業病と予防法から、忙しい毎日で忘れがちな“自分の体をいたわること”に目を向けてみましょう。

 

ピアニストの職業病 腱鞘炎

腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ腱と腱の周りを覆っている腱鞘が、炎症を起こした状態です。うまく手を動かせない、痛くないけど手首が腫れている、といった前兆から、瞬間的に痛いがすぐに痛みが消える、痛いがどこが痛いのか具体的な場所がわからないといった初期症状、痛い個所がはっきりわかる中期症状に進みます。中期症状になると、痛みや不快感が続くので、この時点で腱鞘炎の自覚を持つ人が多いようです。

腱鞘炎は、特定の関節を動かし続ける場合に発症するリスクが高くなります。ピアニストに腱鞘炎が多いのは、指先を動かし続けるためですね。ほかにも、キーボードでの入力作業が多い仕事や、赤ちゃんを抱っこすることが多い育児中の人も、腱鞘炎になるリスクが高くなります。

 

腱鞘炎を防ぐには?

腱鞘炎は“関節を使いすぎていますよ”というサインですので、症状が出たら安静にすることが大切です。つい「これくらい大丈夫」「休めない」と頭で判断して、体のサインを無視しがちですが、ここで適切な対処をしないと後でもっと大変なことになるかもしれません。

 

応急処置はどうしてる?

応急処置としては、炎症が広がるのを防ぐために患部を冷やすアイシングを行ったり、サポーターやテーピングを利用して患部を動かさないようにします。

 

ほかにもピアニストの職業病はある?

ほかにピアニストの職業病といわれているものが、手根幹症候群とフォーカル・ジストニアです。手根幹症候群とは、手首の中を通る正中神経が圧迫され、指に痛みやしびれが生じる症状です。手をよく使う人に起こりやすい症状ですが、女性ホルモンの乱れが起こりやすい妊娠・出産期や更年期の女性にもみられます。

フォーカル・ジストニアは上の二つとは違い、痛みやしびれが起こらないことがほとんどですが、楽器を演奏しようとすると勝手に手指に力が入って固まってしまうなど、自分の思い通りに手指を動かせなくなってしまう病気です。この病気は、特定の部位の精密な動きを繰り返すことにより、脳の一部に変化が起こってしまうためといわれており、ピアニスト以外のミュージシャンにも見られることの多い病気です。

 

このように、体が資本のピアニストのみなさんは、人知れず職業病のリスクと戦っています。弾けなくなってしまっては元も子もありませんので、ピアニストのみなさんにとって体調管理は仕事のうちなのでしょうね。でも、それは私たちも同じはず。不調を感じたら、無理せずこまめに休息をとりましょう!

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